|
|
|
輸入住宅を歴史から読み解く
−ディティール編 |
私たちの目に新しいと映る、外観の美しさ、えんとつ、玄関、階段の手すりや空間の取り方、ドアとドア枠、窓周りなど、その全てがイギリスで誕生したものです。
そして、アメリカ市民に愛された続けた普遍の名作ばかりです。 |
|
|
|
|
|
−空間の取り方
ジョージアン様式のイギリスのインテリアです。
現在、クラシックインテリアの基本形の1つとされています。
ジョージアン様式は、18世紀、イギリスで誕生した、それまでの伝統と格式に、植民地政策と航海術とで得た知識をミックスさせた文化です。
同じ時期、フランスでは、ベルサイユ宮殿に代表される、ロココ様式の文化が花開いていました。
ディティールやデザインなど、似たところの多い2つの文化ですが、大きく違う点は、ジョージアン様式の家は、「家族が暮らすための家」という点です。
窓の飾り方、壁の飾り方、家具の配置の仕方は、クラシックインテリアスタイルの黄金率ともいえます。 |
|
|
|
|
|
右の部屋は、雑誌「ARCHITECTURAL DIGEST 2007 APRIL」で紹介されたアメリカの家です。
イギリス流のインテリアが誕生してから、200年近く経ちますが、今でもジョージアン様式の黄金率を継承しています。
しかし、クラシック家具やインテリアの中に、シャープなモダン家具や、モダン絵画を取り入れて、現代に合った、ラグジュアリーな華やかさを演出しています。
|
|
|
|
|
|
−窓周り
窓は、お部屋の中で占める割合がとても高いので、お部屋の印象を左右する、大事な場所です。
下のデザイン画は、ジョージアン様式、ロココ様式、リージェンシー様式の飾り方です。
重厚にしたいときは、ジョージアン様式。
華やかにしたいときは、ロココ様式。
すっきり見せたいときは、リージェンシー様式。
と使い分けて、参考にするのも良いかもしれません。
|
|
 |
| デザイン画: 「DREAM WINDOWS」 Randall International出版 |
|
|
|
|
−窓枠やドア枠、階段の手すり
小さな部分にまで、「美」を意識した細工が施されています。 |
|
|
|
|
|
アメリカ(カナダ)メインの輸入住宅の美しさを最大限に生かそうと思ったら、英国クラシック家具が最適です。
その様式の家を、美しく装飾するために考え出された家具であり、現在でも、多くの人を魅了している家具です。
イギリス家具というと、重厚なイメージがありますが、白い家具や華やかなインテリアもたくさんあります。その多様性が、何百年も廃れる事の無い魅力なのかもしれません。 |
|
|
|
様式年表
| 1700 |
1710 |
1720 |
1730 |
1740 |
1750 |
1760 |
1770 |
1780 |
1790 |
1800 |
1810 |
1820 |
1830 |
1840 |
1850 |
1860 |
|
1714-1812 イギリス ジョージ1世〜ジョージ3世 |
|
|
|
|
|
|
1715-1774 フランス ルイ15世 |
1774-1792
ルイ16世 |
|
|
|
|
|
|
|
|
1714-1770 イギリス |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1751-1790 アメリカ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1730-1760 フランス |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1760-1789 フランス |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1770-1920 イギリス |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1790-1820 アメリカ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1804-1820 フランス |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1810-1837 イギリス |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1820-1860 アメリカ |
|
|
|
Georgian |
ジョージアン様式 |
|
Rococo |
ロココ様式 |
|
Neoclassic |
ネオクラシック様式 |
|
Empire/Regency |
エンパイア様式/リージェンシー様式 |
|
|